ウェブサイトに最初にアクセスした時に、ウェブサイトによって作成される情報ファイルをCookieと言い、あなたのスマートフォンやPCに保存されます。これによって快適にウェブサイトが表示されます。
Cookieは情報ファイルですが、小さなファイルでストレージを圧迫することもありませんし、保存されたファイルを他のサイトが取得することはできない仕組みになっています。また簡単にCookieを削除することができます。
ウェブサイトに最初にアクセスした時にCookieが作成・保存されます。再度アクセスした時にあなたのブラウザからウェブサーバーにCookieが送信されます。そのCookieの情報によりウェブサイトにすぐにログインできたり、あなたの情報に合った内容が表示されたりします。
Cookieには次のようなはたらきがあります。
ログアウトするまで、ある一定の期間ログイン状態が保持されます。Cookieには有効期限があり、その有効期限も確認することができます。
有効期限の確認は、下記の「サイトデータの確認」をご参考ください。
ウェブサイトはアクセスがあった時に情報を収集し、あなたのスマートフォンやPCに情報を保存します。ウェブサイトによって収集する情報は違います。
Cookieの情報は別のウェブサーバーは取得できない仕組みになっています。
1つのサイトには多くの他のサイトの動画や画像、広告などのコンテンツが含まれています。それらのサイトもCookieを利用しています。それをサードバーティによるCookieです。
設定で、CookieのブロックまたはサードパーティのCookieのブロックはできます。
ChromeはすべてのCookieをブロックすることを推奨していませんが、Safariも一部のウェブページが機能しなくなると記載しています。
正しいユーザ名とパスワードを使ってもサイトにサインインできなくなる場合がある。
Cookie が必要だというメッセージや、ブラウザの Cookie がオフになっているというメッセージが表示されることがある。
サイトの一部の機能が働かなくなる場合がある。
Safari
米GoogleはサードパーティCookieを廃止することを発表しました。またブラウザで、サードパーティCookieのブロックの設定ができます。
PCまたはChromeのアプリのを開きます。
全般設定でサードパーティのCookieをブロックできます。
Webサイトによっては、Cookieに個人情報などの重要なデータが格納されている可能性もあります。しかし、本来は取得できないはずの別のWebサーバー用のCookieの情報を取得できてしまうというWebブラウザのセキュリティホールが過去に発見されたこともあったため、現在Cookieはクライアントコンピュータにおける情報セキュリティ上のひとつの懸念事項になっています。
快適にウェブサイトを表示し閲覧するためにはCookieは必要ですが、信頼できるウェブサイトのみのCookieを許可することも必要です。
個人のPCやスマートフォンではCookieを削除する必要はありませんが、インターネットカフェや学校などでPCを利用する場合、最後にCookieを削除した方が安全です。Chromeでの手順を記載します。
Cookieされたサイトデータを確認しながら削除することもできます。
Cookieとサイトデータは次の手順で確認でき、削除できます。Chromeは簡単に確認ができます。
これですべてのCookieとそのサイトデータが閲覧できます。右側のゴミ箱のアイコンをクリックすることにより削除できます。
Cookieをクリックすると詳細が表示され、次のサイトデータが確認できます。
Cookieまたはデータを保存しているウェブサイトを確認でき削除できます。
これでCookieが表示されます。保存場所もわかります。
AppData>Local>Microsoft>Windows>INetCache
INetCacheフォルダを開き、それぞれのファイルのプロパティで詳細を知ることができ、削除することもできます。
AppData>Local>Google>Chrome>User Data>Cookie
AppDataは隠しファイルです。エクスプローラーの表示タブで「隠しファイル」にチェックを入れることでAppDataが表示されます。
C>Users>ユーザー名>AppData>Local>Microsoft>Windows>INetCookie
Google Chrome
C>Users>ユーザー名>AppData>Local>Google>Chrome>User Data>Default>Cookie
Edge
C>Users>ユーザー名>AppData>Local>Microsoft>Edge>User Data>Default
This post was last modified on 01/21/2023