インターネットが普及し、様々なウェブサイトで個人情報を取扱う機会が増えています。そこで問題となるのが、プライバシー保護です。
ウェブサイトの管理者は個人情報の扱い方について明記しなければなりません。それがプライバシーポリシーです。
個人データ保護規則が強まる中で、閲覧者にCookieの利用を通知して、同意を求める文を表示する場面が増えてきました。
ウェブサイトを表示すると、次のようなバーナーが立ち上がることがあります。
当社のウェブサイトを使用することにより、Cookieの使用に同意したことになります。
閲覧を続ける場合、Cookieの使用に同意したものと致します。
プライバシー保護や個人データ保護規制の観点から、ウェブサイトの管理者はこのように通知する必要があります。
Cookieとは
ウェブサイトに最初にアクセスした時にCookieが作成・保存されます。再度アクセスした時にあなたのブラウザからウェブサーバーにCookieが送信されます。
https://web.vogue.tokyo/cookie
Cookieについては下のリンクをご参考ください。
Cookieで保存される内容
殆どのブラウザではデフォルトでCookieは有効になっています。ウェブサイト閲覧後、一定の期間Cookieが保存されています。
Cookieが問題視されるのは、個人情報の漏洩だと思いますが、PCなどに保存されたCookieは、保存したサイト以外は取得できない仕組みになっています。
しかし、1つのウェブサイトにはいくつかの他のサイトがリンクされていたり、他のサイトの画像や動画が使われている可能性もあり、それらのサイトもCookieを利用します。つまり第三者(サードパーティ)による情報収集が行われます。
サードパーティのCookieはブロックできます。PCまたはChromeのアプリのを開きます。
全般設定でサードパーティのCookieをブロックできます。
保存されたCookieを削除することができます。削除する手順は下のリンクに記載してあります。
ブラウザははCookieをブロックできます。Cookieをブロックすると次のようなことが起こると記載されています。
Cookie をブロックすると、一部の Web ページが機能しなくなることがあります。以下は一例です。
Apple(safari)
Appleより引用
ゲストモードで閲覧すると、ブラウザを閉じた段階で、Cookieなどは削除されます。
「Cookieの利用を同意したことになります」という通知の表示にプライバシーポリシーや利用規約がリンクされていることが多く、プライバシーポリシーや利用規約にCookieの使用について記載されています。
Googleの場合
Google は、すべてのユーザーによりよいサービスを提供するために情報を収集します。お客様の使用言語といった基本的な事項を理解することや、お客様にとって最も役に立つ広告はどの広告か、インターネット上で重要な相手は誰か、おすすめの YouTube 動画はどれか、などの複雑な事項を推定することが含まれます。
Google
よりよいコンテンツを提供するためと、スパムなどの検出のために情報を集めています。
Youtube、ニュースサイト、ブログなど、多くのウェブサイトでGoogleの広告が表示されます。このようなウェブサイトが無料で運営されているのは広告のおかげです。
Googleは広告効果を高めるために、情報を集めています。
により情報を集めています。
Cookie以外にもサーバーログ
サーバーログのデータ
ログ(記録)されたデータは一定の期間で削除されます。GoogleのログされたIPアドレスは9ヵ月、Cookieは18ヵ月で削除されます。
例えばAmazonを見たいと思った時、あなたはブラウザからサーバーへAmazonを見たいとリクエストします。そのリクエストの日時などがログ(記録)されています。
This post was last modified on 01/21/2023